2005.9.2〜2005.9.7
 
 

  CAMBODIA

 
1st 安全な町 一覧へ
 


朝6時、いざカンボジアへ!!

カオサン通りはずれに7時集合のバスだったけど
バス停の場所も曖昧だったので早めに出発。

しかし、バスはなかなかこなかった。
異国の地で待つのは非常に不安で、騙されたんじゃないかとかなりテンパッテいると

バスが来て一安心。およそ30分遅れ。
この時、一人旅じゃなくて本当によかったと思った。

エアコンなしのバスとかいう噂があったけど、大きいバスで
これまた良かった。但し、なぜか超スロー走行(約30km/h)

そして、このスローバスはずっと続き12時にようやくボーダーへ。
食堂で待たされ待たされ、14時にようやくビザ発行へ。

いざ国境越え!!って心で叫んだところで事件発生!!

なぜか自分が子供数十人にに囲まれている。
「1バーツ、1バーツ、1バーツ」と叫びながら付いてくる。
早足で逃げる自分。しかし、着いてくる子供達。
これはやばいと不思議な違和感を感じ、神経をバックパックと財布に集中させ必死に立ち去ろうと思った。

しかし、ふと気付くと、デジカメがないっ!

え…、と思い、意識が飛んだ。
そして、気付いた瞬間、一瞬目が合った少女の胸ぐらを掴んで「返せっ!」と叫んでいた。
もっているかもわからない少女に。
事件に感ずいた警備員がよってくる。
胸ぐらを掴んでいる自分。怯えている少女。
このまま、自分は捕まえられてどこかに連れて行かれると思いきや、
少女に何か警備員は言っている。すると少女はTシャツからカメラを出し、少女は連れ去られた。

なんとか、デジカメは戻ってきたが、すぐに身震いがきた。
本気で怖かった。この事件で周りの人達も怖がっていた。
その後、イミグレーションを終らせてトゥクトゥクで逃げるように国境を立ち去ったが本気でずっと怖くて笑えなかった。

移動後も、また食堂で待機。
ちょっとカンボジア人に恐怖を持ちつつも、地元の人達が蹴鞠みたいなゲームをやっている。
その中に入れてもらってリフレッシュした。

 17:30にようやくバスが来て、いざシャリムアップへ。
 やっといけると思いきや、これがはんぱない。
 ゆれるゆれる。かなり激しい遊園地の乗り物みたい。
 やはり、ここはカンボジア。道が酷すぎて、普通にバスが走れる
 状態ではなかった。



 そして、日も沈み、夜になってもやはりこのゆれは続いた。

 外は真っ暗。バスの中も真っ暗。道はガタガタ。
 どこを走っているのかも分からない中、何度もエンジンが止まる。
 本当に辿り着くのか、ゲリラに襲われるんではないかとかなり怖い
 バスだった。

けれど、バスが止まった一度、外に出てみると、
「わぉっ!!」と無意識に声が出るくらい星が綺麗でした。こんな綺麗な星をみたのは初めてで、本当に感動しました。

その後も、暗闇の中バスは走り続け、
ジャングルでエンジンが止まったり、
村みたいなところで、住民にバスを囲まれたり、
本当にドキドキするバスの旅でした。

そして、深夜1時半。ようやく到着。
到着したところゲストハウスで人がいっぱい出迎えていた。

怖かったけど、ちょっと話すと良い人そう。
部屋も結構綺麗で3ドル。

もう宿の人を信じて泊まるしかないと思い、長い長い一日が終わりました。


この日は単なる移動日だったんですが、
実はカンボジアの旅で、一番印象のある一日でした☆
但し、事件のせいでデジカメを出すのが怖く、あんまり写真をとってなかったことに後悔。。。


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